2001年09月  一般SS苦戦、メイン3油種ともにシェア減少・エネ庁調査



 一般SS苦戦、メイン3油種ともにシェア減少・エネ庁調査
 
    平成12年度に一般の給油所を経由して販売されたガソリンは全体の77.7%、軽油は42.1%、灯油は30.5%となった。3油種ともに販売シェアを落としており、特に灯油と軽油のシェア低下が目立つ。灯油はホームセンター系、軽油はフリート系の販売シェアが伸びており、卸の段階では、ガソリンを含めて3油種ともに元売の直売ルートの大きく伸びが目立つ。
 一般給油所におけるガソリン縮小の最大の要因は、特約店直営給油所での販売が減少したことで、昨年の55.9%が54.7%になった。三者販売店の給油所での販売シェアも1.2%減少して16.8%となっており、需要増にもかかわらず特約店経由は減少を続けている。逆に元売直営ルート前年の5.8%から6.6%へ急増。その他、自由化でグループの再編成を進める商社系特約店経由も8.6%から9.0%と着実な伸びを示している。
 軽油の販売ルートも大きな変化が進んでいる。6年度に一般給油所を経由して販売されていた軽油は全体の52.5%と半分以上を占めていたが、12年度は42.1%となり、この6年間でおよそ10%低下したことになる。6年度にわずか10.1%しかなかったフリートシェアは14.9%に増加。元売直売も2.7%から4.3%に倍増した。一般特約店が運送業者やバス向けに卸しているインタンク軽油のシェアがともに縮小し、結果的にはフリート業者や元売直売などが移動した構図が伺える。
灯油は、特石法廃止前の7年度には42%が一般の給油所経由で販売されていたが、12年度には30.5%と大きくシェアが低下した。この5年で給油所需要の25%がほかのルートに流れたことになる。ホームセンターで販売された灯油は21.4万キロリットルで11年度の1.7倍に激増。特にホームセンターが元売から直接仕入れている量が前年度の15倍に急増していることがわかった。元売の直接供給の拡大が灯油市場にも大きな影響を及ぼしている。