2003年11月  セルフ化にブレーキ



 セルフ化にブレーキ
 
    全石連が9月末現在で全国セルフ給油所数を調査したところ、全登録給油所の5.7%、2,937ヵ所になっていることがわかった。前回の6月末調査に比べ223ヵ所の増加だが、今回調査で明らかになった月間平均70ヵ所増は、2001年から2002年まで続いた月間100ヵ所増のハイペースに比べると一段と“減速傾向”が顕著になっている。セルフの増大によって、一部市場ではセルフ間競争が激化していること、さらに、局地的には“セルフ過剰地区”が現れたことが要因と見られるが、10月以降のセルフ増を含めると全国で3,000ヵ所を超えたのは確実視される。
 この3ヵ月の変化を都道府県別に見ると、千葉に続いて愛知が200ヵ所を超え、大阪も100ヵ所を突破したことが明らかになり、これで100ヵ所以上のセルフを抱えたのは北海道、埼玉、神奈川、兵庫、福岡を含めた8道府県となった。最も増加したのは千葉の18ヵ所で、愛知の17ヵ所、福岡の16ヵ所と続き、セルフの多い県での増加が目立った。セルフ比率は香川の13.3%が最も高く、新たに埼玉もシェア1割に達した。
 一方、廃止されるセルフもこの3ヵ月間で5ヵ所増え、累計で25ヵ所となった。北海道の4ヵ所が最も多く、長崎と鹿児島でも初めてセルフの廃止が確認された。
 なお、系列別セルフ数は、エクソンモービルが442ヵ所(6月末比29ヵ所増)で最多だったが、新日石が436ヵ所(同40ヵ所増)で肉薄している。このほか、JOMOは346ヵ所、コスモ338ヵ所、出光267ヵ所、昭和シェル245ヵ所、東燃ゼネ石170ヵ所、キグナス104ヵ所、三井78ヵ所、九石61ヵ所、太陽48ヵ所と続き、プライベートブランドは272ヵ所だった。

都道府県別セルフ数と廃止数(2003年)
都道府県 6月末 9月末 廃止 比率(%)
北海道 104 111 4 4.3
青 森 34 37 0 4.3
岩 手 14 17 0 2.0
宮 城 42 46 0 4.3
福 島 63 65 2 5.0
秋 田 10 18 0 2.5
山 形 22 22 0 2.8
新 潟 31 34 0 2.4
長 野 40 49 0 3.5
群 馬 45 48 0 4.0
栃 木 31 32 0 2.6
茨 城 65 67 1 3.6
千 葉 222 240 2 11.4
埼 玉 176 179 0 10.0
東 京 88 97 0 4.6
神奈川 177 193 1 11.6
静 岡 86 94 0 5.3
山 梨 15 16 0 2.5
愛 知 198 215 2 8.7
三 重 55 60 0 6.0
岐 阜 57 61 0 5.3
富 山 25 30 0 5.3
石 川 37 42 0 7.2
福 井 9 9 0 2.1
滋 賀 34 37 0 6.9
京 都 39 42 0 5.9
大 阪 96 104 1 5.8
奈 良 36 39 0 8.5
和歌山 21 23 0 3.8
兵 庫 123 135 0 8.5
岡 山 90 93 2 9.1
広 島 64 67 3 5.5
鳥 取 20 23 0 6.3
島 根 14 15 0 2.8
山 口 52 56 1 7.5
徳 島 28 35 1 5.8
高 知 36 38 0 6.8
愛 媛 40 45 0 5.1
香 川 74 78 2 13.3
福 岡 107 123 0 7.6
大 分 40 44 0 5.6
佐 賀 21 21 0 3.9
長 崎 23 26 1 3.5
熊 本 34 34 0 2.7
宮 崎 34 35 0 4.5
鹿児島 34 34 1 2.6
沖 縄 8 8 1 1.9
2,714 2,937 25 5.7
(注)比率は03年3月末登録SSに対するセルフ比率