2007年03月  異業種併設給油所が286ヵ所に



 異業種併設給油所が286ヵ所に
 
    全国のショッピングセンター(SC)など異業種に併設された2006年12月末時点の給油所数は前年比33ヵ所増の286ヵ所に達した。06年12月に福井県のSC内にディーエム・ガスステーションが新設されたことで、異業種併設給油所の“空白地帯”は東京、奈良、徳島の3都県となった。また、約半数となる145ヵ所はプライベートブランド(PB)であることがわかった。
 異業種併設の給油所数は先ごろ、本紙が『給油所データベース事業』の一環として集計したもの。それによると、エリア別の異業種併設給油所数は北海道が23ヵ所、東北が36ヵ所、関東が105ヵ所、中部が30ヵ所、近畿が7ヵ所、中国が17ヵ所、四国が14ヵ所、九州が54ヵ所。東日本に偏重しており、特に国内最大の需要地である関東には全体の3割強が集中している。
 さらに異業種併設給油所の内訳をみると、際立つのはイオングループの多さ。イオン、ジャスコ、マックスバリューなどを合わせた総数は約70ヵ所で、異業種併設給油所全体の25%を占める。イオンに次ぐのはSC型のベイシアやホームセンター(HC)のカインズホームで給油所併設を展開する「いせや」(群馬県)グループの約30ヵ所。
 イオングループは三菱商事石油との合弁会社であるメガペトロが運営する給油所が多く、PB給油所が約70ヵ所中8割以上を占める。これに対して、いせやグループは元売ブランドを掲示する給油所がほとんど。06年11月から新潟県、福島県に昭和シェル石油が新業態(ファンタジスタ)給油所を新設したが、現時点ではジャパンエナジーの子会社であるジェイクエストが大半の給油所を運営をしている。異業種併設全体ではPBが約半数を占めるが、PBの78%は「商社」、「外資元売」など安定的な供給ルートを持つ。06年の純増数33ヵ所のうち、イオングループが8ヵ所増、エクソンモービル・セブンイレブンが7ヵ所増で次いでいる。コンビニエンスストア(CVS)併設型の給油所はローソンが昭和シェル石油の子会社と提携し、第1号店を埼玉県にオープンさせており、ここ数年、増加傾向が顕著になっている。


SC併設型に加え、コンビニ併設型給油所が増加傾向にある
(写真は06年、埼玉県にオープンした昭和シェル石油子会社とローソンの給油所)