2007年05月  2006年度・過去最大の給油所減少率



 2006年度・過去最大の給油所減少率
 
    資源エネルギー庁がまとめた2007年3月末の全国登録給油所数と事業者数によると、登録給油所数は前年比1,792ヵ所減の4万5,792ヵ所となり、減少率は3.8%で過去最大、減少数も過去2番目を記録した。登録事業者数も971社減の2万2,952社で、過去最大の減少率4.1%を記録した。06年度はセルフ再急増に伴う競争激化や原油高騰による販売不振などで市場環境が急激に悪化しておりそうした影響が減少速度の加速化につながったとみられる。
 全国登録給油所数の大幅減少は、06年度の石油販売業界がまさしく「淘汰」の波にさらされた厳しい1年であったことを示すものとなった。全国登録給油所の減少幅は1,792ヵ所に達し、前年度の1,088ヵ所と比較すると減少数は1.65倍にも膨らむ結果となった。
 減少数が1,500ヵ所を上回るのは1,819ヵ所減を記録した特石法廃止後の2年目で有人セルフが解禁された1998年度以来で、06年度は過去2番目の数字。3.8%減少率は、98年度の3.1%減をも凌ぐ過去最大となった。
 一方、登録事業者数も同じく大幅な減少となった。登録事業者の減少には「撤退」だけでなく「合併」も含まれるが、06年度中の減少数は1,224社となり、8年ぶりに1,000ヵ所以上の事業者減が発生した。増加分が253社あったため純減数は971社にとどまった。ただ減少率は過去最大、減少数も98年度の1,094社減以来、2番目の多さとなった。
 また、都道府県別の登録給油所数の減少は愛知県の前年度比98ヵ所減が最も多く、以下、東京都92ヵ所、神奈川県と鹿児島県の各83ヵ所が次ぐ状況となった。一方、登録事業者数の減少数最多は鹿児島県の57社で、これに愛知県の56社、東京都の53社が次ぐ結果になった。