2007年07月  新潟県中越沖地震・被災地で懸命の給油作業



 新潟県中越沖地震・被災地で懸命の給油作業
 
    新潟県の中越地方をまた震度6強という激震が襲った。7月16日午前10時13分ごろ新潟県の柏崎沖を震源とする地震が発生し、新潟県長岡市、柏崎市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強という強い揺れを観測した。約3年前の新潟県中越大震災以来、地域社会の石油製品の安定供給に努めてきた地元石油販売業界にとって、「なぜまた中越地方で大地震が」と今回の大地震発生にショックの色を隠せない。
 中越地震でも震度6強の激震に襲われた長岡市内や、多くの犠牲者や家屋の倒壊などの大きな被害に見舞われた柏崎市内の給油所の被害状況を見てみると、JR長岡駅周辺の給油所では地震の影響か防火塀やアイランドに多少の亀裂が見られる給油所や壁のタイルがはがれたところももあったが、営業には全く支障はなく通常通り営業しているところが多かった。
 高速道路は地震による道路損傷が激しく2車線が1車線に規制されていたことに加え、緊急車両に多数の一般車両も流入し大渋滞を起こしていた。柏崎市内に入ると所々で道路の隆起、陥没、亀裂が見られたほか、押し潰された家屋や瓦礫の山が点在するなどまざまざと地震の猛威を見せつけられた。
 柏崎の給油所では外観的には異常は見られず、電気も通っているため営業を続けているが給油所の裏の敷地の一部が地盤沈下しており、給油所施設の復興に向けた金融支援や地下タンク・配管の検査費用の補助など、組合や石油協会による支援政策を早急に立ち上げを望む声も聞かれた。
 地震直後には一部給油所で電気が通っていたためすぐに営業を開始した給油所が多く、停電していた地区では手回しで給油作業を行った給油所もあった。どの給油所も外観的には被害は少ないように見えるが、土間の一部が陥没、隆起したり、防火塀にひびや亀裂が入るなど、施設のいたるところに被害が出てきていて、地下タンク・配管の状況も心配されている。
 復興にはまだ時間がかかりそうだが大震災に見舞われながらも安定供給のために懸命に営業を続ける給油所の姿が多く見受けられた。


被災直後から懸命に給油作業にあたる給油所スタッフ