2008年06月  セルフ給油所の廃止急増



 セルフ給油所の廃止急増
 
    全石連集計(都道府県石商報告ベース)による2007年度末(08年3月末)現在のセルフ給油所数は、前年度比842ヵ所増の6,843ヵ所となった。登録給油所ベースのセルフ率は2.4%増加して15.5%。07年度中の改造・新設のセルフ化は前年度比で224ヵ所少ない973ヵ所と1,000ヵ所の大台を割ったが、過去3位の高水準を持続。その一方で報告ベースでの廃止が過去最多の単年度131ヵ所を記録、セルフ間競争の激化による市場撤退が目立ち、累計廃止数は299ヵ所となった。
  県別セルフ数は429ヵ所の愛知を最多に、②千葉=347③神奈川=329④北海道=294⑤埼玉=267などとなった。最少は沖縄の27ヵ所。07年度中の増加数では①北海道=57②埼玉51③東京=48④愛知=47⑤大阪=41と大規模県が上位に並ぶが、⑥長野=29⑩福島=24などの多さも目立つ。
  07年度はセルフでも廃止が急増したことが目立つ結果となった。07年度の単年度では前年度比1.9倍の131ヵ所を記録、05年度の34ヵ所、06年度の70ヵ所に対して、2年連続してほぼ倍増となった。
  累計廃止数は299ヵ所に達し、全セルフ数(07年度末総数+廃止数)に対する廃止率も4.2%となり、セルフ24給油所につき1給油所が廃止対象となったことを意味するもので、その約半数が07年度に発生したことになる。ちなみに登録給油所数の減少率は07年度は前年度比3.8%減となっていることから、セルフ間競争エリアでは、「セルフ化が21世紀の生き残り給油所モデルとしてのパスポートでは、もはやなくなっている」のが実態といえる。
  廃止の県別では①千葉=32②広島=24③大阪=22④神奈川=14⑤福島=12が上位。埼玉など7件がゼロで、セルフ数5位の埼玉がゼロとなっているのは報告精度に起因するものと考えられ、廃止数の実勢は300ヵ所を大きく上回っている。