2009年05月   08年度販売量・給油所関連油種全滅



 08年度販売量・給油所関連油種全滅
 
    資源エネルギー庁が発表した石油統計速報によると、2008年度のガソリン販売量は前年比2.7%減の5,747万キロリットルに減少し、過去最大の下げ幅を記録した。ガソリンの前年割れは4年連続で、需要減に歯止めが掛からない。軽油も4年連続、灯油も3年連続の減少となっており、軽油の減少率は過去10年間では最大、灯油の減少率もワースト2位となり、3油種合計の減少量は585万キロリットルに膨らんだ。
 4年連続で前年実績を下回ったガソリンは昨年夏まで続いた原油高騰の影響とその後の節約指向の高まりで、前年度の下げ幅をさらに上回る2.7%減を記録。99年度レベルまで落ち込み、需要減退が顕在化していることを明らかになった。
 軽油も5.2%減の3,372万キロリットルと、過去10年間で最大の下げ幅を記録し、景気後退による貨物輸送の不振を浮き彫りとなった。灯油は暖冬や電気・ガスなどへの燃料転換の影響をもろに被り10.7%もの大幅減となった。02年度からのわずか6年間で3分の1もの需要が消失する深刻な需要不振に陥っている。
 この結果、給油所関連3油種は前年度の437万キロリットル減を大幅に上回る585万キロリットルもの需要が給油所店頭から消失した。
 燃料油計でも給油所関連3油種をはじめ、ナフサ(11.8%減)、A重油(16.3%減)、B・C重油(8.7%減)など、軒並み前年度実績を大幅に下回る結果となっており、87年度(1億9,169万キロリットル)以来となる2億キロリットル割れ目前まで需要減が進んだ。