2011年8月


 

「震災後の生活者の意識・行動変化」~高まるエネルギー節約指向
 
 

 ノルド社会環境研究所(東京都中央区)は、東日本大震災後の生活者の意識・行動がどのように変化したかを調査しその結果をまとめた。震災後に価値観や行動が「変わった」という人は62%にのぼった。また震災後支出を減らしたもののトップは「電気代」だったが、「ガソリン代」も4位にランクされた。さらに「次に購入する車を低燃費車にしたい」という人が88%を占めるなど、低燃費指向がさらに高まってきていることが浮き彫りになった。
 調査は20~69歳の男女1,000人を対象に7月上旬にWebアンケートで行われた。
 震災後に価値観や行動が「変わった」という人は62%を占めた。内訳は「変わって、いまもそのままである」が22%、「一時期変わったが戻りつつある」が34%、「一時期変わったが、すっかり元に戻った」が7%。具体的には「生活の無駄を見直す」88%、「エネルギーの節約を積極的にする」87%など。
 震災後、支出を減らしたものは「電気代」43%を筆頭に、2位「外食費」32%、3位「ガス代、水道代など電気代以外の光熱費」26%、4位「車のガソリン代」25%で、2位以外はすべてエネルギー消費に関する項目が占めた。
 ガソリンの節約について見ると60%が節約を実施、うち39%がいまも継続している。実際に行っているガソリン節約策は、1位「エコドライブを心がける」58%、2位「車ででかける頻度を減らす」41%、3位「荷物を積んだままにしない」35%など(別表参照)。
 これからやってみたい対策としては「燃費のよい車に買い替える」32%が最も多く、低燃費車への関心がさらに高まってきていることがわかった。2位「エコドライブを心がける」21%、3位「車で出かける頻度を減らす19%などが上位を占めた。次に購入する自動車を低燃費車にしたいかを聞いても「したい」43%、「どちらかと言えばしたい」45%で、合計88%が低燃費車への購入意向を示している。