2011年10月


 

家電量販店9月販売動向~「石油ストーブ」は前年比16倍
 
 

 ジーエフケーマーケティングサービスジャパン(東京)は、家電量販店における暖房機器の販売動向をまとめた。東日本大震災を契機に防災・節電意識の高まりから石油ストーブの需要が急拡大。10月第1週の販売台数が「すでに例年の需要ピークの12月水準に達している」と報告した。
 同社によると、石油暖房市場は過去10年縮小傾向が続いていたが震災を機に防災に対する消費者意識が急速に高まるとともに、地震や津波、原発事故による電力需給のひっ迫から消費者の節電意識も強まっており、本格的な暖房シーズンを前に販売は約2ヵ月シーズンを前倒しして推移している。特に石油ストーブは電池で点火し停電時にも運転可能な機種の需要が大幅に伸びているという。
 今年は節電対策として扇風機の需要がシーズン前に大幅に膨らみ、夏本番には在庫不足に陥ったために、各販売店が暖房機器の売り場を例年よりも早く大きく設置しており「消費者の早期購入意欲を後押ししている」と分析する。
 石油暖房機の9月販売台数は石油ストーブが前年の約16倍、石油ファンヒーターが1.8倍となった。
 また暖房家電コーナーが早期に設置されたことから、電気暖房の需要も前年を上回っているという。9月の販売台数は、こたつが1.9倍、電気カーペットが1.3倍、電気毛布が1.4倍となっている。